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「Microsoft Edge 81」に深刻度“High”の脆弱性が2件

修正版のv81.0.416.72が公開

安定版「Microsoft Edge」v81.0.416.72

 米Microsoftは5月7日(現地時間、以下同)、「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」安定版をアップデートした(v81.0.416.72)。Windows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロードできる。

 本バージョンは、脆弱性への対処を施したセキュリティアップデート。SCTPにおけるスタックオーバーフロー(CVE-2020-6831)と「Blink」エンジンにおける型混乱の問題(CVE-2020-6464)を修正し、「Google Chrome」v81.0.4044.138のアップデートに追従している。脆弱性の深刻度評価は、いずれも4段階中最高の上から2番目の“High”。

 すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。新しい「Microsoft Edge」のアップデートは他のMicrosoft製品の月例更新とは切り離されており、必要に応じて随時提供される