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「VirtualBox」v6.1.12が公開 ~25件の脆弱性に対処

旧版のv6.0.24/v5.2.44もリリース

「Oracle VM VirtualBox」v6.1.12

 米Oracleは7月14日(現地時間)、フリーの仮想PC作成・実行ソフト「Oracle VM VirtualBox」v6.1.12を公開した。本バージョンは機能の改善や不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート。四半期ごとに実施されるOracle製品の定例セキュリティアップデート(CPU)の一環で、旧バージョンの更新も実施されている(v6.0.24/v5.2.44)。

 同社が公開したアドバイザリによると、「VirtualBox」に関わる脆弱性は25件。リモートから認証なしに悪用が可能な問題はないが、できるだけ早い対応が必要だ。脆弱性の深刻度は“CVSS 3.0”の基本値で最大“8.2”。

 「Oracle VM VirtualBox」は、デスクトップでx86ベースシステムの仮想マシンを複数作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており、Windows、Mac、Linux、Solarisが公式にサポートされている。なお、「VirtualBox 6」系統は64bitのホストOSでしか動作しないので注意。32bit版OSでは古い「VirtualBox 5.2」系統を利用する必要がある。

ソフトウェア情報

「Oracle VM VirtualBox」Windows版
【著作権者】
Oracle Corporation and/or its affiliates
【対応OS】
64bit版のWindows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.1.12(20/07/14)