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「Microsoft Edge 85」に7件の脆弱性 ~修正版のv85.0.564.63が公開

最大深刻度は4段階中上から2番目の“High”

「Microsoft Edge」v85.0.564.63

 米Microsoftは9月23日(現地時間、以下同)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v85.0.564.63を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは「Chromium」がv85.0.4183.121へとアップデートされ、CVE番号ベースで7件の脆弱性が修正された。内容は「Google Chrome」v85.0.4183.121と同じで、ストレージにおける範囲外読み取りの欠陥や拡張機能などでポリシーの適用が不十分であった問題、スクリプトエンジン「V8」の範囲外書き込みの問題などが対処されている。最大深刻度は4段階中上から2番目の“High”。

 「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。