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デスクトップ向け「Google Chrome 85」に10件の脆弱性 ~最大深刻度は“High”

v85.0.4183.121への更新を

「Google Chrome」v85.0.4183.121

 米Googleは9月21日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v85.0.4183.121を公開した。10件の脆弱性が修正されたマイナーアップデートとなっている。

 このうちCVE番号が公開されているのは7件。ストレージにおける範囲外読み取りの欠陥や拡張機能などでポリシーの適用が不十分であった問題、スクリプトエンジン「V8」の範囲外書き込みの問題などが対処されている。深刻度の評価は同社基準で4段階中上から2番目の“High”が5件、3番目の“Medium”が1件、最低の“Low”が1件。そのほかにも、内部監査やファジングによって発見された問題も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)から手動でアップデートすることもできる。