「Firefox 81」で“Twitter”が利用不能になる問題

「Firefox 81」で“Twitter”が“ネットワークプロトコル違反”利用不能になる問題

　Mozillaは10月13日（米国時間）、デスクトップ向け「Firefox」の最新版「Firefox 81.0.2」を正式公開した。「Firefox 81」で“Twitter”が利用できなくなっていた問題に対処した緊急リリースとなっている。

　ユーザーから寄せられた報告によると、「Firefox 81」の強化型トラッキング防止機能（ETP）を“厳格”に設定した上で“Twitter”を開くと、“network protocol violation（ネットワークプロトコル違反）”というエラーが断続的に表示され、アクセス不能となる問題が発生することがあるという。原因は“Twitter”の“Service Worker”が誤ってトラッカーと認識されたためのようで、最新版ではこれが解消されている。

　そのほかの変更は、このバージョンにはない。脆弱性の修正も案内されていない。

　デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでに利用している場合は自動で更新されるが、画面右上のメインメニュー（横3本線アイコン）から［ヘルプ］－［Firefox について］へアクセスし、バージョン情報ダイアログを開いて手動でアップデートしてもよい。