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Mozilla、「Flash」の廃止計画を更新 ~2021年1月公開予定の「Firefox 85」で完全削除へ

「Adobe Flash Player」のサポート終了まで100日を切る

公式ブログ“Microsoft Edge Blog”

 2020年末でサポート終了を迎える「Adobe Flash Player」について、Mozillaは9月18日(米国時間)、「Firefox」における廃止ロードマップをアップデートした。

 「Adobe Flash Player」は2020年12月31日にサポートが打ち切られ、OSやWebブラウザーから削除される。たとえば「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」の場合、2021年1月にリリース予定の「Edge 88」で「Flash」は削除される。それ以降、新しい「Edge」で「Flash」を利用することはできない。「Edge」ベースの古い「Microsoft Edge」と「Internet Explorer」の場合は2021年1月に「Flash」が既定で無効となり、夏までには完全に削除される。

 Mozillaがアップデートしたロードマップによると、「Firefox」から「Flash」完全にが削除されるのは2021年1月リリース予定の「Firefox 85」になる見込み。企業向けの延長サポート版「Firefox ESR」ではしばらく利用できるかもしれないが、それをあてにせず、できるだけ早めに準備することをお勧めする。