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フリーのネットワーク解析ツール「Wireshark」v3.4.1/v3.2.9が公開
脆弱性を修正。v2.6系統のアップデートは本バージョンが最後
2020年12月10日 12:49
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark 3.4」の最新安定版v3.4.1が、12月9日(協定世界時)に公開された。本バージョンは不具合への対策が中心のメンテナンスアップデート。脆弱性の修正も行われている。
リリースノートによると、今回修正された脆弱性は4件。「Kafka」「RTPS」ディセクターでメモリがリークする問題や、「USB HID」ディセクターがクラッシュする不具合が修正された。うち3件は「Wireshark 3.2」系統にも影響するとのことで、同日付けで修正版のv3.2.9がリリースされている。
「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
なお、v2.6/3.0系統のサポートは終了した。まだ利用している場合は、後継バージョンへの移行をお勧めする。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.4.1(20/12/09)