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フリーのネットワーク解析ツール「Wireshark」v3.4.1/v3.2.9が公開

脆弱性を修正。v2.6系統のアップデートは本バージョンが最後

「Wireshark」v3.4.1が公開

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark 3.4」の最新安定版v3.4.1が、12月9日(協定世界時)に公開された。本バージョンは不具合への対策が中心のメンテナンスアップデート。脆弱性の修正も行われている。

 リリースノートによると、今回修正された脆弱性は4件。「Kafka」「RTPS」ディセクターでメモリがリークする問題や、「USB HID」ディセクターがクラッシュする不具合が修正された。うち3件は「Wireshark 3.2」系統にも影響するとのことで、同日付けで修正版のv3.2.9がリリースされている。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 なお、v2.6/3.0系統のサポートは終了した。まだ利用している場合は、後継バージョンへの移行をお勧めする。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.4.1(20/12/09)