ニュース

「Microsoft Edge 88」にセキュリティアップデート ~9件の脆弱性を修正

v88.0.705.63への更新を

「Microsoft Edge」v88.0.705.74

 米Microsoftは2月17日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v88.0.705.74を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された問題は、CVE番号ベースで9件。内容は「Google Chrome」v88.0.4324.182とほぼ同じで、ダウンロードや支払い機能、Socketsにおける解放済みメモリ使用(use-after-free)、メディアやタブストリップ、スクリプトエンジン「V8」におけるヒープバッファーオーバーフロー、Data TransferやGPUプロセスにおけるスタックオーバーフローが解決されている。

 「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」安定版はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。