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TDF、「LibreOffice 7.0.5」を公開 ~機能改善に注力した安定版

クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境

The Document Foundation、「LibreOffice 7.0.5」を公開

 The Document Foundation(TDF)は3月12日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 7.0.5」を公開した。「LibreOffice 7.0」系統のアップデートは、昨年12月以来だ。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice」には新機能を積極的に盛り込んだ最新(Fresh)版と、機能改善に注力した安定(Still)版の2バージョンが存在するが、今回リリースされた「LibreOffice 7.0.5」は後者に当たる。本バージョンでは100件以上の不具合修正と改善が行われており、さらなる安定性向上が図られた。他のオフィスツールとの互換性も強化されている。

 なお、以前の安定版である「LibreOffice 6.4」系統はすでにサポートが終了し、v6.4.7を最後にメンテナンスされていない。まだ利用している場合は、「LibreOffice 7.0」シリーズへの移行が必要だ。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.0系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.0.5(21/03/12)