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「Skype 8.73」が公開 ~通話中のリアクションがカスタム可能に

表情以外にも身振り・手振り、映画のキャラクター、動物、モノ、国旗など、多彩な絵文字を用意

Windows版「Skype 8.73」

 米Microsoft傘下のSkypeは6月11日(日本時間)、「Skype 8.73」を正式リリースした。本バージョンでは通話中のリアクションをカスタムする機能が導入されている。

 「Skype」には、通話中に絵文字で感情を表現するリアクション(反応)機能が備わっている。1対1の会話ならまだしも、グリッドビューのグループ通話などではビデオフィードが小さく表示されるため、ちょっとした表情で共感や不満を表明しても見逃されてしまいがち。そんなときにリアクションを利用すると、自分の意思をより明確にメンバーへ伝えることができる。

 しかし、従来のリアクション機能はプリセットされた5種類の絵文字しか利用できず、表現の幅が狭かった。本バージョンではこの不満点が解消されており、リアクションボタン右下に追加された編集ボタン(鉛筆アイコン)をクリックすることで、リアクションの追加・削除が行える。

編集ボタンをクリックしてリアクションを追加・削除

 リアクションに登録しておける絵文字は、最大6つ。表情以外にも身振り・手振り、映画のキャラクター、動物、モノ、国旗など、多彩な絵文字が用意されている。

リアクションに登録しておける絵文字は、最大6つ

 また、リンクを介した会議への参加をブロックする機能がロールアウトされている。関係のない第三者がミーティングに乱入して「荒らし」行為を行うのを防ぐことが可能だ。

リンクを介した会議への参加をブロックする機能(Web版で確認)

 「Skype」は、クロスプラットフォーム対応のコミュニケーションツール。携帯電話や固定電話への通話をサポートするほか、最大100人のグループビデオ会話、音声・ビデオ通話のリアルタイム字幕表示、スクリーンの共有、通話の録音といった機能が利用できる。

 対応プラットフォームはデスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)。編集部でも、今週になってWindows デスクトップ版がアップデートできることを確認している。Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト“skype.com”から無償でダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”からストアアプリ版を利用することもできる。