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無料のテレワークシステム「シン・テレワークシステム」がWindows 11に対応

NTT東日本とIPAが開発・無償解放中のテレワークシステム

「シン・テレワークシステム」の公式サイト

 リモートデスクトップ型テレワークシステム「シン・テレワークシステム」のWindows 11対応が、10月26日に発表された。一通りの動作確認を完了しているという。

 「シン・テレワークシステム」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でリモートワークの需要が高まっていることを受け、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実証実験として開発・無償で開放しているサービス。無償提供の期間は当初10月31日までとされていたが、当面の間はそれ以降も無償提供が続けられることが決まっている。サービスの提供が打ち切られる場合は、少なくとも6カ月前に告知されるとのこと。

 「シン・テレワークシステム」のサーバー・クライアントはWindows XP/Server 2003以降に対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。執筆時現在の最新版は、8月5日にリリースされたv0.18(Beta 7 Fix 1)ビルド 9902となっている。

 また、「シン・テレワークシステム」サーバーに接続するだけであればHTML5版Webクライアントも利用可能。MacやChromebookでもリモート接続が行える。