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定番メールソフト「Becky! Internet Mail」がついにWindows 8.1以前のサポートを終了

HTMLレンダリングエンジンを「Chromium(Edge)」に変更。v2.80が公開

「Becky! Internet Mail」v2.80.07

 (有)リムアーツは5月10日、定番メールソフト「Becky! Internet Mail」の最新版v2.80.00を公開した。同バージョンより、動作対象OSがWindows 10以降に変更となった。

 これまで「Becky! Internet Mail」は、サーバー向けを除くWindows 95以降のWindows OSすべてをサポートしていたが、開発環境の変更により、ついに最新版では古いOSのサポートを終了したという。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista/7/8/8.1で使用する場合はv2.75.04を利用する形となる。

 2021年5月に配信されたv2.75.04以来、約1年振りのアップデートとなる本バージョンでは、ほかにもHTMLレンダリングエンジンを「Chromium」に変更。正常に表示されない場合には[全般的な設定]ダイアログ[高度]画面にて、HTMLレンダリングエンジンを「Trident(IE)」に変更することで、旧バージョンのものを使用できる。

HTMLレンダリングエンジンのデフォルト設定が「Chromium(Edge)」に

 「Becky! Internet Mail」は、エクスプローラスタイルのマルチアカウント対応メールソフト。1ライセンス4,400円(税込)のシェアウェアで、(有)リムアーツの公式Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 なお、執筆現在の最新バージョンは、レンダリングエンジン変更に伴う不具合などを修正したv2.80.07となっている。

ソフトウェア情報

「Becky! Internet Mail」
【著作権者】
(有)リムアーツ
【対応OS】
Windows 10以降
【ソフト種別】
シェアウェア(1ライセンス4,400円)
【バージョン】
2.80.07(22/05/16)