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Windows 11の4月プレビューパッチに起因する「.NET Framework 3.5」アプリの問題は解決

OS内蔵のトラブルシューティングツールで

Microsoftのドキュメントサイトにおけるアナウンス

 米Microsoftは7月19日(現地時間)、Windows 11環境で一部の「.NET Framework 3.5」アプリで発生していたトラブルが解決されたと発表した。

 このトラブルは2022年4月のプレビュー更新プログラム「KB5012643」が原因で、「Windows Communication Foundation」(WCF)や「Windows Workflow 」(WWF)といった「.NET Framework 3.5」オプションコンポーネントを利用しているアプリで問題が発生したり、開けなくなったりするというもの。同社は管理者権限の「コマンド プロンプト」で「.NET Framework 3.5」などを再度有効化するコマンドを実行する回避策を案内していた。

 同社によると、この問題はトラブルシューティングツールで自動的に解決されるとのこと。わざわざユーザー側でコマンドを実行する必要はなくなったようだ。