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脆弱性に対処した「Wireshark 3.6.8」 ~オープンソースのパケット取得・解析ツール
「Wireshark 3.4」系統の最新版「Wireshark 3.4.16」も公開
2022年9月8日 15:15
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版「Wireshark 3.6.8」が、9月7日(協定世界時)に公開された。1件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
脆弱性の内容は、「F5 Ethernet Trailer」のディセクターが無限ループに陥るというもの。この脆弱性は旧安定版「Wireshark 3.4」系統にも影響するため、「Wireshark 3.4.16」が併せてリリースされている。
このほかの変更は、不具合の修正が中心。ファイルの破損や応答不能になる問題などが対処されており、安定性が向上している。
「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットを採取し、情報をリアルタイムで表示したり、ログファイルを解析・調査できる。Windows版の対応OSはWindows 8.1/Server 2012以降で、現在公式サイト「wireshark.org」から無償でダウンロード可能。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 8.1/Server 2012以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.6.8(22/09/07)