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「Google Chrome」に3件の脆弱性、対策版のv106.0.5249.91が公開

深刻度は「High」

「Google Chrome」v106.0.5249.91

 米Googleは9月30日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定(Stable)版v106.0.5249.91を公開した。3件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートで、かならず適用しておきたい。

 このうち、CVE番号が公開されているのは2件。内容は「Custom Elements」における解放後メモリ利用(Use after free)、スクリプトエンジン「V8」における境界外書き込みとなっている。深刻度の評価はいずれも4段階中上から2番目の「High」。そのほかにも、内部監査やファジングにより発見された問題も解決されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 7以降に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートすることもできる。