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「Windows 11 バージョン 22H2」への自動更新が開始 ~21H2を長く利用しているデバイスから徐々に

いつ適用するかはユーザー側で選択できる

Windows 11のリリースヘルスダッシュボードにおける告知

 米Microsoftは1月26日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」の自動更新を開始すると発表した。「Active Directory」で管理されていない「Windows 11 バージョン 21H2」(Home/Proエディション)を搭載するデバイスが対象で、このバージョンをもっとも長く利用しているデバイスから徐々に更新されていくという。

 自動更新とはいうものの、勝手に行われるのは更新プログラムのダウンロードまでで、それをいつ適用するかはユーザー側で選択できる。都合のよい時間帯を指定するか、作業が一段落した段階でOSを再起動・適用するとよいだろう。

更新プログラムをいつ適用するかはユーザーの側で選択できる(スクリーンショットは「Windows Insider Preview」ビルドのもの)

 また、「Windows Update」で「バージョン 22H2」のインストールが案内されている場合は、[ダウンロードとインストール]ボタンから手動でのアップグレードを行うことも可能だ。

[ダウンロードとインストール]ボタンから手動でのアップグレードを行うことも可能

 なお、既知の不具合が確認されているデバイスは安全のため「セーフガード」が適用され、その問題が解決されるまでその環境には「Windows 11 バージョン 22H2」が提供されない。

 執筆時現在、セーフガードが適用されている問題は以下の1件のみ。対策済みのドライバーへ更新すれば、セーフガードは解除される。

セーフガードホールドは1件。対策済みドライバーへの更新で解除できる