やじうまの杜
来年に持ち越しされた「Windows 11 2022 Update」のセーフガードは1件
Intel SST の問題のみ。ドライバーの更新で解決可能
2022年12月27日 06:55
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「Windows 11 バージョン 22H2」(2022 Update)の一般提供が開始されて早や3カ月。リリース当初はいくつか問題もあり、うち5つ件でセーフガードが適用されていましたが、「一部のゲームやアプリでパフォーマンスが低下したり、動作が不安定になる」問題が「KB5020044」で解決され、12月14日に無事解除されたことでほぼ解決に至りました。
- 「Xbox Game Bar」アプリでゲームプレイを動画キャプチャーする際、音声が同期しないことがある
- 一部のゲームやアプリでパフォーマンスが低下したり、動作が不安定になる
- 一部のプリンターで既定の設定しか利用できなくなる
- アップグレード後に「Windows Hello」でサインインができない場合がある
- Intel Smart Sound Technology(SST)ドライバーとWindows 11 の互換性の問題
最後の「Intel SST」サウンドドライバーの非互換性問題は「バージョン 22H2」に限った話ではなく、ドライバーのアップデートでしか解決できないため、「Windows 11 バージョン 22H2」そのものの問題はすべて解消したといえるかと思います。
「Windows 11 バージョン 22H2」では、10月にはタブ付き「エクスプローラー」などの追加アップデートが実施。機能面でも大きく強化されました。毎月の品質アップデートでトラブルが発生しないか懸念する方もいらっしゃるかもしれませんが、それはWindows 10でもありうることです。年末年始はWindows 11にチャレンジしてみてみませんか? ハードウェアさえ対応していれば、アップグレードは無料です。