やじうまの杜
セーフガードが適用されるとどうなるの? なぜ2022 Updateがブロックされるのか知りたい
2022年11月14日 07:55
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「Windows 11 2022 Update」(バージョン 22H2)では既知の問題がいくつか確認されており、影響のあるデバイスに対してはセーフガード措置がとられています。
- Intel Smart Sound Technology ドライバーと Windows 11 の互換性の問題
- 一部のゲームで予想よりも低いパフォーマンス
- Xbox ゲーム バーを使用してビデオをキャプチャするときに音声が同期しない可能性がある
- インストールされているプリンターによっては、既定の設定のみが許可される場合があります
- アップグレード後にWindows Helloを使用したサインインが機能しない可能性がある
OSをそのまま使っていれば何も問題はないのに、アップグレードしたばかりにトラブルに見舞われる羽目になった……といった自体を防止するため、アップグレードの提供を一時停止するわけです。
しかし、「自分のデバイスがセーフガードの対象となっているかどうかがよくわからない」「どの問題が原因でアップグレードを受け取れないのかを知りたい」という感想もよく聞かれます。セーフガードの内容によっては、ユーザー側で対処することで解除されるものもありますからね。
最近のWindows 11ではそのあたりも改善されているようで、ちょうど編集部のデバイスにもセーフガードの通知(らしきもの)が来たので紹介したいと思います。
まず、「Windows Update」に「近日公開予定」というセクションが現れ、アップグレードが利用可能になるとここでまた案内するという案内が表示されます(このあたりの文言は、状況によって変わるかもしれませんね)。
ここで[詳細情報]というリンクをクリックすると、MicrosoftのドキュメントサイトがWebブラウザーで開かれ、どのセーフガードが適用されているのかが示されます。筆者の環境の場合は、「Xbox Game Bar」の録画機能が該当するようです。
このセーフガードは、過去に「Xbox Game Bar」の録画機能を利用したことのあるユーザーに適用されます。最新のパッチ(「KB5018496」以降)ですでに解決されており、近日中にセーフガードが解除される見込みです。