ニュース

「Windows 11 バージョン 22H2」で一部ゲームの性能が低下 ~Microsoftがセーフガードを適用【11月25日追記】

多くのデバイスではセーフガードが解除された模様

同社のリリース

 米Microsoftは11月10日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」で一部のゲームやアプリでパフォーマンスが低下したり、動作が不安定になる問題があることを認めた。トラブルの拡大を防止するため、影響を受けると考えられるデバイスには「バージョン 22H2」へのアップグレード提供を一時的に停止するセーフガードが適用される。手動によるアップグレードも推奨されないので注意したい。

 同社によると、この問題はGPUパフォーマンスのデバッグ機能が不注意に有効化されている場合に発生するとのこと。この機能はあくまでも開発者向けのもので、一般ユーザーが利用することは想定されていない。

 同社は現在、解決に向けて取り組んでいる。アプリやゲーム側の更新で解決されることもあるので、アップデートをチェックしてみるのもよいだろう。

[2022年11月25日編集部追記] 11月23日付でセーフガード情報が更新され、対象がこの問題の影響を受ける限られたゲーム・アプリをインストールしたWindowsデバイスのみに縮小された。多くのデバイスではセーフガードが解除されたものと思われる。