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「AMD Ryzen 7000」に予期せぬパフォーマンス低下 ~一部のWindows環境で確認

特定のゲームタイトルではWindows 11/10の間にパフォーマンス差異も?

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 米AMDは10月24日(現地時間)、「AMD Ryzen 7000」シリーズのデスクトップ向けCPUを搭載した一部のWindows環境において、予期せぬパフォーマンス低下が起こることを明らかにした。特定のゲームタイトルで、Windows 11とWindows 10の間にパフォーマンスの差異も報告されているという。

 同社は現在、この問題を調査中。しかし、これまでのテストではOSのバージョンによるゲーム性能の顕著な違いは確認されていないという。

 一般的に、ゲームのパフォーマンスにはゲームエンジンやCPUアーキテクチャー、GPUの選択、搭載するメモリの量など、多くの要素が絡んでくる。そのため、新しいアーキテクチャーを市場に投入した際にはこうしたパフォーマンス異常が見受けられることも珍しいことではない。

 同社は今回の件もその一例であることを示唆しつつ、ゲーム開発者やエコシステムのハードウェアパートナーと協力しながら最適化を進めていくとしている。