ニュース

Microsoft、「Windows 11 バージョン 22H2」を全面展開

デバイスが要件を満たす&セーフガード対象外ならば「Windows Update」の確認で

Windows 11のリリースヘルスダッシュボードにおける告知

 米Microsoftは5月24日(現地時間)、対象デバイスを持つすべてのユーザーに対し「Windows 11 バージョン 22H2」を広く展開すると発表した。「Active Directory」で管理されていない「Windows 11 バージョン 21H2」(Home/Proエディション)を搭載するデバイスであれば、「Windows Update」をチェックすることでアップグレードが可能となる。

 デバイスが「Windows 11」のシステム要件を満たしており、かつ既知の不具合が確認されていないならば、「Windows Update」で更新プログラムを確認すると「バージョン 22H2」のインストールが案内される。案内に従って[ダウンロードとインストール]ボタンを押すと、「Windows 11 バージョン 22H2」のダウンロードが開始されるが、アップデートを適用するためにOSを再起動するタイミングはユーザー側で選択可能。都合のよい時間帯を指定するか、作業が一段落した段階でOSを手動で再起動するとよい。

「バージョン 22H2」のインストールが案内される
OSを再起動するタイミングはユーザー側で選択可能

 なお、既知の不具合が確認されているデバイスは安全のため「セーフガード」が適用され、その問題が解決されるまでその環境には「Windows 11 バージョン 22H2」が提供されない。

 執筆時現在、セーフガードが適用されている問題は以下の1件のみ。対策済みのドライバーへ更新すれば、セーフガードは解除される。

セーフガードホールドは1件。対策済みドライバーへの更新で解除できる