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「Windows 11 バージョン 22H2」プレビューパッチの配布終了は延期、今後も提供へ

サービス終了の3カ月前まで実施へ

同社のアナウンス

 「Windows 11 バージョン 22H2」に対する非セキュリティプレビューパッチの配信は2月27日を最後に廃止されるはずだったが、これは延長されるとのこと。米Microsoftが2月27日に発表した(いずれも現地時間)。

 毎月第4週にリリースされるWindowsの「オプションの非セキュリティプレビューリリース」は、翌月第2週の火曜日(米国時間)に配信される「月例セキュリティアップデートリリース」からセキュリティ関連の修正を取り除いたパッチだ。これを適用することで、翌月に導入される予定の新機能や不具合の修正を一足先に実環境でテストできる。オプションパッチのため、必要がなければインストールしなくてもよい。

 Windows 11に対するプレビューパッチは「バージョン 23H2」に集約されることがかねてよりアナウンスされていたが、この予定は変更されるとのこと。新しいプレビューパッチの終了日は以下の通り。

  • 2024年6月26日:Home、Pro、Pro Education、Pro for Workstations
  • 2025年6月24日:Enterprise、Education、IoT Enterprise、Enterprise multi-session editions

 なお、「バージョン 22H2」のサービス終了日に変更はない。Home/Proは2024年10月8日、Enterprise/Educationは2025年10月14日までとなる。つまり、サービス終了の3カ月前まではプレビューパッチが提供されることになる。