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サービス終了まであと90日 ~Microsoftが「Windows 11」の複数バージョンについて警告

後継バージョンへアップグレードを

同社の注意喚起

 「Windows 11 バージョン 21H2」(Enterprise、Education、およびIoT Enterpriseエディション)と「Windows 11 バージョン 22H2」(HomeおよびProエディション)は、米国時間10月8日をもってサービスを終了する。Microsoftが7月8日(現地時間)、廃止まで90日を切ったとして注意を喚起するメッセージを発表した。

 「Windows 11 バージョン 21H2」は、2021年10月にリリースされたバージョン。Enterprise/Educationエディションの「Windows 11」には3年間のサービス期間が設定されているため、2024年10月で満了を迎える。ちなみに、Home/Proエディションのサービスは去年に終了している。

 一方の「Windows 11 バージョン 22H2」は、2022年10月にリリースされたバージョン。Home/Proエディションの「Windows 11」は2年間のサービス期間が設けられているので、同じく2024年10月でサービスが打ち切られる。Enterprise/Educationエディションは、追加で1年間サービスが継続される。

 サービス期間が終了したOSは、セキュリティ関連を含むすべての更新プログラムが提供されなくなるため、使い続けるのはリスクが高く、まったくおすすめできない。できるだけ早めに後継バージョンへアップグレードするべきだろう。