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「USB 80Gbps」対応が早くも製品版Windows 11に、Androidでの撮影を即座にPCへ通知・編集する機能も
Windows 10/11向け2024年2月プレビューパッチ「KB5034848」「KB5034843」が配信開始
2024年3月1日 13:15
米Microsoftは2月29日(現地時間)、Windows 10/11の2024年2月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。
今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。手動で「Windows Update」をチェックしない限り勝手にインストールされることはない。一般のユーザーは来月の「Windows Update」を待っても問題はないだろう。
「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」における主な変更は、以下の通り。
- 「USB 80Gbps」規格をサポート。ただし、対応PCとUSB4またはThunderbolt周辺機器が必要
- 「設定」アプリに[Bluetooth とデバイス]-[モバイル デバイス]ページを追加。スマートフォン連携(Phone Link)などの設定が行える
- PCの「Snipping Tool」アプリで、Androidデバイスの最新の写真やスクリーンショットを編集できるように。Androidデバイスで新しい写真やスクリーンショットをキャプチャーすると、PCに即座に通知が届く(連携を有効にしている場合)
- セカンダリドライブにインストールしたゲームに影響する問題を修正
- モバイル回線からWi-Fiへの自動切り替えに失敗する問題を解決
なお、「Windows 11 バージョン 22H2」に対するプレビューパッチの配布は終了する予定だったが、これは延期された。サービス終了の3カ月前まで引き続き実施される。