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Windows 10/11でファイルの保存やコピーが断続的に失敗する問題は解決

2023年6月のセキュリティ更新プログラムの適用を

同社の告知

 米Microsoftは6月13日(現地時間)、Windows 10/11でファイルの保存やコピーが断続的に失敗する問題を解決したと発表した。同日リリースされた2023年6月のセキュリティ更新プログラムに、この問題への対策が含まれているとのこと。

 この問題は、Windows 10/11環境でファイルの保存やコピー、添付といった処理を行う際に、「Document not saved」というエラーが表示されるというもの。先月下旬に公表された。

 影響を受けるプラットフォームは、以下の通り。

  • Windows 11 バージョン 22H2
  • Windows 10 バージョン 22H2
  • Windows 11 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H2

 32bitアプリで2GBを超えるメモリアドレスを利用できるようにする「Large Address Aware」が影響しているようで、32bit版「Microsoft Office」アプリなどで発生するが、家庭のデバイスや非管理下の商用デバイスで発生する可能性は低いという。