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「Microsoft Edge 116」にセキュリティ更新 ~深刻度「High」

「Microsoft Edge」v116.0.1938.69が公開

 米Microsoftは8月30日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v116.0.1938.69を安定(Stable)チャネルでリリースした。さまざまな不具合とパフォーマンス問題を修正したマイナーアップデートとなっている。

 そのうち、セキュリティ関連の修正は1件のみ。メディアストリームにおける解放後メモリ利用の欠陥(CVE-2023-4572)が対処された。一般的にこのタイプの脆弱性はプログラムの異常終了や任意コードの実行につながる可能性があり、深刻度は4段階中上から2番目の「High」と評価されている。この脆弱性は、「Google Chrome」でも対処済み。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。