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「Microsoft Edge」でも深刻度「Critical」のゼロデイ脆弱性が修正

「Google Chrome」から1日遅れで追随

「Microsoft Edge」v116.0.1938.81が公開

 米Microsoftは9月12日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v116.0.1938.81を安定(Stable)チャネルと拡張安定(Extended Stable)チャネルでリリースした。ゼロデイ脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは、WebPにおけるヒープバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2023-4863)が修正された。深刻度は4段階中最高の「Critical」で、すでに悪用の報告がある。

 本脆弱性は「Google Chrome」でも修正済み。「Edge」が1日遅れで追随したことからも、深刻度の高さがうかがえる。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。

「edge://settings/help」画面から更新が可能