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WebP画像の処理で発見されたゼロデイ脆弱性、「Edge 109」にもセキュリティパッチ

Windows Server 2012/2012 R2など、「Edge 110」以降が利用できない古いOS向け

「Microsoft Edge」v109.0.1518.140が公開

 米Microsoftは9月15日(現地時間)、「Microsoft Edge」v109.0.1518.140を安定(Stable)チャネルへリリースした。WebP画像の処理でヒープバッファオーバーフローが発生するゼロデイ脆弱性(CVE-2023-4863)への対策が、「Edge 109」にもバックポートされている。

 Windows Server 2012/2012 R2など、「Edge 110」以降へアップデートできない古いOSでは依然「Edge 109」がメンテナンスされている。今回のように悪用が確認されているとして「Edge 109」に対しセキュリティアップデートがリリースされたのは、今年6月のv109.0.1518.115以来だ。

 なお、「Edge」のWindows Server 2012/2012 R2対応は10月10日までとなっているので注意。できるだけ早く後継OSへ移行するのが望ましい。