ニュース

Microsoft、「Edge」のWindows Server 2012/2012 R2対応を10月10日まで延長【4月25日追記】

「WebView2」ランタイムにも同様の措置

公式ブログ「Microsoft Edge Blog」におけるアナウンス

 米Microsoftは1月17日(現地時間、以下同)、「Microsoft Edge」のWindows Server 2012/2012 R2対応を10月10日まで延長すると発表した。OSのサポート終了に合わせた格好だ。

 既報の通り、Windows Server 2012/2012 R2をサポートする「Edge」の最終バージョンが「Edge 109」であることに変わりはない。「Edge 110」(2月9日の週にリリース)がリリースされてもアップグレードすることはできない。

 しかし、その後も10月10日まではWindows Server 2012/2012 R2環境の「Edge 109」に対しては、重要なセキュリティ問題と既知のエクスプロイトに対する修正が供給されるとのこと。「WebView2」ランタイムに関しても、同様の措置が取られる。

[2022年4月25日編集部追記] Microsoftは4月24日付で、現在OSのサポート期間に合わせてサポートが延長されているWindows Server 2012/2012 R2向けに、「Microsoft Edge」v109.0.1518.100を公開した。Chromium由来のゼロデイ脆弱性「CVE-2023-2033」および「CVE-2023-2136」が修正されている。