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Windows Server 2012/R2のサポートは今年10月まで、有償サポート「ESU」を3年間提供

「Azure」クラウドへ移行するならば最大3年間無償

同社のサポートページ

 「Windows Server 2012」および「Windows Server 2012 R2」のサポートは、2023年10月10日で終了する。米Microsoftは1月4日(現地時間)、ドキュメントサイトで注意を喚起している。

 Windows Server 2012/2012 R2はすでにメインストリームサポート(5年)を終了しており、現在は延長サポートフェイズ(5年)にある。しかし、それも今年10月10日で満了。以降はセキュリティ更新プログラム(無償)も技術サポート(有償)も提供されなくなる。

 パッチの提供されないサーバーOSを運用し続けることはセキュリティリスクが高く、万が一攻撃を受けた場合の被害と影響を考えると到底お勧めすることはできない。とはいえ、サーバーOSの移行には検証すべき点も多く、容易でないことも確かだ。

 そこで、同社はWindows Server 2012/2012 R2に対し有償の「拡張セキュリティアップデート」(Extended Security Update:ESU)を提供する方針だ。ESUは2026年10月13日までの3年間、年単位で更新できる。

 なお、同社のクラウドサービス「Azure」へ移行するならばESUは無償だ。これを機に、オンプレミスからクラウドへの移行も検討するとよいだろう。