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「Google Chrome」に4件の脆弱性修正 ~深刻度「High」

Windowsにはv116.0.5845.179/.180が、Mac/Linuxにはv116.0.5845.179が順次展開

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv116.0.5845.179/.180が展開中

 米Googleは9月5日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv116.0.5845.179/.180が、Mac/Linux環境にはv116.0.5845.179が順次展開される。

 今回のリリースは、4件の脆弱性を修正したセキュリティアップデート。ID連携の仕組み「FedCM」における境界外メモリアクセス、スクリプトエンジン「V8」における型混乱、ネットワークにおける解放後メモリ利用(Use after free)の問題などが対処されている。深刻度は4段階中上から2番目の「High」。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。