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「Google Chrome 120」に9件の脆弱性、修正版がリリース

Windows環境にはv120.0.6099.109/110が展開中

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv120.0.6099.109/110が展開中

 米Googleは12月12日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv120.0.6099.109/110が、Mac/Linux環境にはv120.0.6099.109が順次展開される。

 今回のリリースは、9件の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。このうちCVE番号が明らかにされているのは6件で、深刻度の評価は4段階中上から2番目の「High」が5件、3番目の「Medium」が1件となっている。また、内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。