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無料のデスクトップ動画キャプチャーソフト「GifCam」v7.7、PNG合成&MP4保存に対応
10年以上も開発が続く、アニメーションGIFカメラアプリ
2024年7月11日 06:45
デスクトップ動画キャプチャーソフト「GifCam」が7月7日、v7.7へアップデートされた。今回のアップデートではPNG形式の画像をオーバーレイ(合成)するオプションや、キャプチャーした動画をMP4形式ファイルとして保存するオプションが導入されている。
「GifCam」は、指定したデスクトップ領域をアニメーションGIFファイルとして保存できるツール。10年以上も開発が続く、息の長いアプリだ。
利用方法はユニークで、透明になっているアプリウィンドウの内側がキャプチャーエリアとなる仕組み。ウィンドウの位置やサイズを調整して[Rec]ボタンを押すと録画が始まる。[Rec]ボタンのプルダウンメニューを利用すれば、マウスのドラッグ操作によるキャプチャーエリアの指定や、デスクトップ全体の録画を選択することも可能。
[Stop]ボタンを押すと録画が完了し、[Frame]ボタンで各フレームの確認、[Edit]ボタンでキャプチャーの編集が行える。[Save]メニューを利用すれば、保存の際にさまざまなフィルターをかけたり、プレビューでできあがりの動画をチェックしたり、アニメーションGIF形式のほかにAVI形式でのエクスポートを選べる。
本バージョンにおける改善は、以下の通り。
- カラーマップエディター:カラーマップを自由に編集できるように
- PNGオーバーレイ:指定したPNG画像をキャプチャーへ挿入。スケールと不透明度を指定できる
- MP4形式ファイルとして保存:Windows 7以降に付属している「Microsoft Media Foundation」のH.264ビデオエンコーダーを利用
- カスタム機能の拡充:ピクセルあたりのビット数などを調整して、ファイルサイズを削減
- メモリ使用量スライドバー
- 透過色を指定するオプション
そのほかにも、メモリ使用量の削減やAVIエンコーディングの修正、Windows 11の角丸ウィンドウ対応の改善などが行われているという。
ソフトウェア情報
- 「GifCam」
- 【著作権者】
- BahraniApps Blog
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 7.7(24/07/07)