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新しい「Windows Sandbox」がプレビュー公開、コマンドラインにも初期対応【10月8日追記】
「Insider Preview」Build 26120.1930でDevチャネルの全ユーザーが利用可能に
2024年8月16日 11:05
米Microsoftは8月15日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 27686をCanaryチャネルで公開した。本ビルドには「Windows Sandbox Client Preview」が含まれている。
「Windows Sandbox」は、出所の怪しいソフトや疑わしいアプリを試すのに便利な実験環境(サンドボックス)。システムとは隔離された仮想マシンをプレーンな状態で起動し、終了と同時に内容や変更を抹消することが可能で、動作が比較的軽いのもうれしいポイントだ。
「Windows Sandbox」は「Windows 10 May 2019 Update」(バージョン 1903)で導入され、現在でもOSのオプション機能として利用可能。しかし、今後は「Microsoft Store」経由での提供が計画されているようで、本ビルドにはその新しいバージョンがプレビュー版として含まれている。
プレビュー版では以下の新機能もテストされており、タイトルバー右側の[…]アイコンからアクセスできる。
- ランタイム(実行時)クリップボードリダイレクト
- オーディオ・ビデオ入力コントロール
- ランタイムでのホストとのフォルダー共有機能
加えて、コマンドラインサポートのごく初期バージョンが含まれている。起動オプションなど詳細については「wsb.exe –-help」コマンドで確認できるが、これは後で変更される可能性も大きいので注意したい。
[2024年10月8日編集部追記] 新しい「Windows Sandbox」は、9月20日付でDevチャネルにリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.1930で、Devチャネルの全ユーザーが利用できるようになっている。
[2024年9月24日編集部追記] 新しい「Windows Sandbox」は、9月20日付でDevチャネルにリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.1843に実装された。