NEWS(11/07/20 16:50)
“Sysinternals”の15周年を記念した「Process Explorer」v15.0が公開
Vista以降でGPUの使用率とグラフィックメモリの利用状況をモニタリング可能に
米Microsoft Corporationの一部門である“Windows Sysinternals”は18日(現地時間)、高機能なタスクマネージャー「Process Explorer」v15.0を公開した。IA64版を含むWindows XP以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンは、書籍『Windows Sysinternals Administrator's Reference』の発売と、Webサイト“Sysinternals”の15周年を記念したバージョン。“Sysinternals”はもともと、1996年にMark Russinovich氏とBryce Cogswell氏が設立したWinternals Softwar社によって始められ、その後2006年にMicrosoftへ買収された。
「Process Explorer」は、プロセスやスレッド、DLLの動作状況を調査・コントロールできる高機能なタスクマネージャー。現在動作しているプロセスの詳細情報を表示できるほか、プロセスの親子関係の階層表示、プロセスの種類による色分け表示などに対応している。また、CPUの使用率などをグラフ表示することも可能。
v15.0では、GPUの使用率とグラフィックメモリの利用状況をモニタリングできるようになった。本機能は、Windows Vista以降のOSで利用可能だ。そのほか、Windowsのサービスをリスタートする機能も追加されている。
- 【著作権者】
- Mark Russinovich 氏
- 【対応OS】
- Windows XP以降(IA64版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0(11/07/18)