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Adobe Reader/Acrobatの定例アップデートが公開、“Critical”な脆弱性27件を修正
Windows向けの「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」v9系で適用優先度“1”
(2013/1/9 14:43)
米Adobe Systems Incorporatedは8日(現地時間)、無償のPDFリーダー“Adobe Reader”シリーズおよびPDF作成・編集ソフト“Adobe Acrobat”シリーズの定例アップデートを実施した。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-02)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性の件数は27件で、深刻度は4段階中最高の“Critical”。更新プログラムの適用優先度は、Windows向けの「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」v9系で“1”(72時間以内の迅速なアップデートが必要)、それ以外は“2”(30日以内を目安とした早急なアップデートが必要)とされている。
なお、今回公開されたバージョンは以下の通り。Windows ストアアプリ版「Adobe Reader」への影響は不明で、アップデートも提供されていない。
・「Adobe Reader」v9.5.3
・「Adobe Reader X」v10.1.5
・「Adobe Reader XI」v11.0.1
・「Adobe Acrobat」v9.5.3
・「Adobe Acrobat X」v10.1.5
・「Adobe Acrobat XI」v11.0.1
「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」のv9系は、6月26日にサポートが打ち切られる。利用中のユーザーは最新版への移行を検討したい。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader XI」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8/XP x64/Server 2003 x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.1(13/01/08)