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「FFmpeg」の旧バージョンに複数の脆弱性
21日にリリースされたv1.0.2で修正済み
(2013/1/29 14:06)
デンマークのセキュリティベンダーSecunia ApSは28日(現地時間)、「FFmpeg」の旧バージョンに複数の脆弱性が存在することを公表した。深刻度は同社基準で5段階中上から3番目の“Moderately critical”。
同社のセキュリティアドバイザリによると、「FFmpeg」v1.x系にはリモートから攻撃を受ける恐れのある脆弱性が複数存在するという。執筆時現在、これ以上の詳細な情報は開示されておらず、脆弱性の影響範囲などについては不明だが、21日にリリースされたv1.0.2で修正済みであるとのこと。
「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換するコマンドラインツール「ffmpeg」などのツール・ライブラリから構成されるマルチメディアフレームワーク。オーディオ・ビデオを扱うさまざまなソフトで利用されている。