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ジャストシステム、“一太郎”シリーズに脆弱性が存在することを公表

脆弱性を修正するアップデートモジュールやバージョンアップ版が公開

 (株)ジャストシステムは18日、同社製のワープロソフト“一太郎”シリーズに脆弱性が存在することを公表するとともに、脆弱性を修正するアップデートモジュールやバージョンアップ版を公開した。

 影響を受けるのは「一太郎」2006以降の“一太郎”シリーズで、「一太郎ビューア」や「一太郎ガバメント」「ジャストスクール」といった製品にも影響する。「一太郎ビューア」は脆弱性を修正した最新版が公開されており、その他の製品にはアップデートモジュールを適用することで脆弱性を修正可能。

 脆弱性の詳細は、細工の施された文書ファイルを開くと悪意のあるプログラムを実行できてしまうというもの。最悪の場合、悪意のある第三者にシステムを乗っ取られる可能性があるという。同脆弱性は、脆弱性の評価システム“CVSS”による10点満点の深刻度では“9.3 (危険)”と評価されている。

(長谷川 正太郎)