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圧縮・解凍速度が高速な“LZ4”形式に対応した「Lhaz」v2.4.0が公開

ZIP形式で暗号化してファイルを圧縮する際にパスワードを自動生成する機能も

「Lhaz」v2.4.0
“LZ4”形式に対応

 外部DLLを導入しなくても利用できる老舗の圧縮・解凍ソフト「Lhaz」の最新版v2.4.0が、1日に公開された。最新版の主な変更点は、高圧縮率ながら圧縮・解凍速度が高速な“LZ4”形式に対応したこと。

 ただし、“LZ4”形式のファイルに本ソフトを関連付ける機能は実装されていないため、手動で関連付けするか、本ソフトのアイコンなどへファイルをドラッグ&ドロップするなどして圧縮・解凍を行う必要がある。

 さらに、ZIP形式で暗号化してファイルを圧縮する際にパスワードを自動生成する機能が追加された。また、ファイルの解凍・圧縮後に本ソフトを自動終了するオプションが設定ダイアログに追加されている。

解凍後に本ソフトを自動終了するオプション
圧縮後に本ソフトを自動終了するオプション
[クイックオプション]サブメニューから、解凍する際にフォルダを作成する場合は末尾の数字を削除するオプションを利用できるように

 そのほか、[ツール]メニューの[クイックオプション]サブメニューから、解凍する際にフォルダを作成する場合は末尾の数字を削除するオプションを利用できるようになった。また、インストーラーの関連付けオプションに[全部]ボタンが追加されるなどの仕様変更も施されている。

 「Lhaz」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、64bit版も用意されている。現在、作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には「Visual Studio 2012 更新プログラム 3 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」が必要。

 加えて同日、「Lhaz」にオンラインストレージサービスとの連携機能を追加した「Lhaz+」v3.4.0も公開された。「Lhaz+」では上記の変更点に加え、使用しないオンラインストレージサービスとの連携を無効化できるようになるなどの変更が施されている。

「Lhaz+」v3.4.0
使用しないオンラインストレージサービスとの連携を無効化可能

 「Lhaz+」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、64bit版も用意されている。現在、作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には「Visual Studio 2012 更新プログラム 3 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」および.NET Framework 4が必要。

ソフトウェア情報

「Lhaz」
【著作権者】
Lhaz開発チーム
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4.0(13/09/01)
「Lhaz+」
【著作権者】
Lhaz開発チーム
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.4.0(13/09/01)

(長谷川 正太郎)