「iCloud コントロールパネル」v3.0が公開、Firefox/Chromeのブックマークをサポート

「iCloud コントロールパネル」v3.0

　米Apple Inc.は18日（現地時間）、クラウドサービス“iCloud”のWindows用クライアントソフト「iCloud コントロールパネル」の最新版v3.0を公開した。Windows Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

　「iCloud コントロールパネル」を利用すると、「Microsoft Outlook」（2007以降）のメール・連絡先・カレンダー・タスクや、「Internet Explorer」の“お気に入り（ブックマーク）”を“iCloud”と自動的に同期させることが可能。また、“iCloud”のフォトストリームをエクスプローラに仮想ドライブとして統合することもできる。“iCloud”を介してiOS端末やMac OS X環境とデータが同期できるのが魅力。

　メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、これまでの「Internet Explorer」に加え、「Firefox」「Google Chrome」のブックマーク同期がサポートされた。ただし、同期を行うには専用の拡張機能をそれぞれインストールする必要がある。

　また、エクスプローラに統合された仮想ドライブ“iCloud フォト”で“アクティビティ”がチェックできるようになったのも今回の変更点。家族や友人と“フォトストリーム”を共有し、写真にコメントをつけることができる。

エクスプローラに統合された“iCloud フォト”で“アクティビティ”がチェック可能に

　なお、v1.1以前のバージョンからアップデートする場合は、v3.0をインストールする前に「iCloud コントロールパネル」からサインアウトし、アンインストールする必要がある。古いバージョンをそのまま使い続けている場合は注意したい。