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Webブラウザー「Vivaldi」に初めてのアップデート
[戻る]ボタンの長押しで履歴のプルダウン表示や閉じたウィンドウを開く機能を追加
(2015/2/4 14:35)
ノルウェーのVivaldi Technologies ASは3日(現地時間)、Webブラウザー「Vivaldi」の最新版v1.0.94.2を公開した。同社は週に1度、「Vivaldi」の開発ビルドを“スナップショット”として公開する計画を立てており、今回がその初めてのリリースとなる。
本バージョンでは、一部のシステムでパフォーマンス低下がみられる問題や、Webフォームや“iframe”で発生していたショートカットキーの不具合が修正された。また、アドレスバーにドメイン名を入力し、[Ctrl]+[Enter]キーを押すことで“www.”と“.com”を補完できる機能や、[戻る]ボタンの長押しで履歴のプルダウンを表示する機能、閉じたウィンドウに含まれていたタブを再び開く機能などが新たに追加されている。
なお、「Vivaldi」にはまだ自動アップデート機能が搭載されていないので、アップデートするにはインストーラーを手動で実行する必要があるので注意。また、大きな不具合が残されている可能性があるので、プロファイルのバックアップなどを行ったうえでアップデートすることをお勧めする。深刻な不具合が見つからなければ、“vivaldi.com”で公開されている“Technical Preview”版も更新される予定だ。
「Vivaldi」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、公式ブログから無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」Windows版
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.94.2(15/02/03)