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スクリーンショット撮影機能を追加した「Start Menu 8」v2.1

スケジュール通りにシャットダウンする機能などが加わる

「Start Menu 8」v2.1.0.0

 米IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は11日(日本時間)、スタートメニューをWindows 7までのものに近い独自のメニューに置き換えるソフト「Start Menu 8」の最新版v2.1を公開した。最新版での主な変更点は、スクリーンショット撮影の機能が追加されたこと。

 スクリーンショットの撮影範囲は[Alt]+[E]キーで指定でき、ウィンドウのクリックでウィンドウやウィンドウ内のパーツを選択可能。また、撮影したい範囲の始点からドラッグを行い、終点で離すと矩形範囲を選択できる。

 範囲指定が完了すると、指定された範囲の右下にメニューが現れる。このメニューからは簡単なドロー操作を行うことが可能。文字の挿入や円や長方形、筆での書き込みが行えるほか、アンドゥ機能も備える。処理が完了したスクリーンショットはクリップボードへ送るほか、直接画像ファイルとしてBMP/PNG/JPEG/GIF/TIFF形式で保存可能。

 また、スケジュールに従って自動的にPCをシャットダウンできる“IObit自動シャットダウン”も追加された。本機能では、1・10・20・30分のいずれかが経過した後や、直接指定した日時、特定の曜日の指定した時刻にPCを自動でシャットダウンまたは再起動可能。

本ソフトのスタートメニューの構成

 さらに、[すべてのプログラム]項目を展開したリストで、プログラムを[Shift]+[Enter]キーで起動すると、管理者として実行できるようになった。ただし、本ソフトのスタートメニューの“タスクバー”領域(通常のWindows 7のスタートメニューで“固定されたプログラム”が並ぶ位置)や“リスト”領域(通常のWindows 7のスタートメニューで“最近開いたプログラム”が並ぶ位置)上からは本機能は働かなかった。

 そのほか、スタートボタンの右クリックメニューにWindowsの[タスク バーとナビゲーションのプロパティ]ダイアログを開く項目が追加された。また、スタートメニュー内の“グループ”の名称とアイコンが変更可能になったほか、既知の不具合が修正されている。

 本ソフトはWindows XP/Vista/7/8/8.1に対応し、商用目的以外では無償で利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Start Menu 8」
【著作権者】
IObit Information Technology
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト(商用目的を除く)
【バージョン】
2.1.0.0(15/03/11)

(市川 祐吉)