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Adobe、「Adobe Flash Player 21」「Adobe AIR 21」のベータ版を“Adobe Labs”で公開

利用状況を匿名で送信する機能がベータ版限定で追加

「Adobe Flash Player 21」

 米Adobe Systems Incorporatedは1月29日(現地時間)、「Adobe Flash Player 21」および「Adobe AIR 21」のベータ版を公開した(コードネーム:Sutter)。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”から無償でダウンロードできる。

 「Adobe Flash Player 21」では、Webページの拡大率に応じたコンテンツのスケーリングがNightly版「Firefox」でサポートされる。このスケーリング機能は、ActiveX版およびPPAPI版ではすでに利用可能だ。また、ローカルストレージの設定が簡素化され、キャッシュのサイズが指定できなくなった。今後は、キャッシュを許可するか拒否するかの二択になる。さらに「Adobe AIR 21」と共通の変更点として、“Context3D”でGPUメモリ情報を取得できるようになるなどの改善が盛り込まれている。

 なお、本バージョンから利用状況を匿名で送信する機能が追加された。この機能はベータチャンネル限定の機能で、リリース版には搭載されない見込み。また、ActiveX版とNPAPI版のみがデータ収集の対象となる。

ソフトウェア情報

「Adobe Flash Player」Windows版向けベータ版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Vistaおよび64bit版を含む7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0.0.130 Beta(16/01/29)
「Adobe AIR」Windows版向けベータ版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows Server 2008/7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0.0.123 Beta(16/01/29)

(樽井 秀人)