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フリーのパケットキャプチャーツール「Wireshark 4.4.7」が公開、1件の脆弱性を修正

旧ブランチに「Wireshark 4.2.12」

「Wireshark」v4.4.7がリリース

 フリーのパケットキャプチャーツール「Wireshark 4.4.7」が、6月4日(協定世界時)に公開された。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットを採取し、情報をリアルタイムで表示したり、ログファイルを解析・調査できる。Windows版の対応OSは64bit版のWindows 10/11およびWindows Server 2016/2019/2022で、現在公式サイト「wireshark.org」から無償でダウンロード可能。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 「Wireshark 4.4.7」は、昨年8月にリリースされた「Wireshark 4.4」のマイナーアップデート。以下の脆弱性修正に加え、さまざまな不具合が修正されている。

  • wnpa-sec-2025-02;Dissection engine crash(CVE-2025-5601)

 なお、この脆弱性は旧ブランチにも影響する。「Wireshark 4.2」シリーズを使っている場合は「Wireshark 4.2.12」への更新が必要だ。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け開発版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版のWindows 10/11およびWindows Server 2016/2019/2022
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.4.7(24/11/20)