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フリーのパケットキャプチャーツール「Wireshark 4.6.1」が公開 ~2件の脆弱性を修正

旧ブランチには「Wireshark 4.4.11」をリリース

「Wireshark」v4.6.1がリリース

 フリーのパケットキャプチャーツール「Wireshark 4.6.1」が、11月19日(協定世界時)に公開された。「Wireshark 4.6」シリーズ初のマイナーアップデートとなっている。

 本バージョンにおける変更は、不具合の修正が中心。以下の2件の脆弱性が修正されているので、アップデートしておきたい。

  • wnpa-sec-2025-05:BPv7 dissector crash
  • wnpa-sec-2025-06:Kafka dissector crash

 なお、「wnpa-sec-2025-06」は「Wireshark 4.4」シリーズにも影響する。v4.4.11への更新が必要だ。

 「Wireshark」は、Windows/Mac/Linuxなどをサポートするクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークに流れるさまざまなパケットを採取し、情報をリアルタイムで表示したり、ログファイルを解析・調査できる。Windows版の対応OSは64bit版のWindows 10/11およびWindows Server 2016/2019/2022で、現在公式サイト「wireshark.org」から無償でダウンロード可能。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版のWindows 10/11およびWindows Server 2016/2019/2022
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.6.1(25/11/19)