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悪用の報告がある「V8」のゼロデイ脆弱性に「Microsoft Edge」も1日遅れで緊急対策

v138.0.3351.65がリリース

「Microsoft Edge」v138.0.3351.65

 米Microsoftは7月1日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v138.0.3351.65を安定(Stable)チャネルでリリースした。緊急度の高い脆弱性が1件修正されている。

  • CVE-2025-6554:Type Confusion in V8

 深刻度の評価は「High」にとどまるが、すでに悪用の報告があるとのことで警戒が必要。一刻も早くアップデートを済ませたい。なお、本脆弱性は「Google Chrome」でも修正済みだ。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。