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「Microsoft Edge」で2件の脆弱性修正 ~スクリプトエンジン「V8」に問題

v138.0.3351.109がリリース

「Microsoft Edge」v138.0.3351.109

 米Microsoftは7月25日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v138.0.3351.109を安定(Stable)チャネルでリリースした。以下の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

  • CVE-2025-8010:Type Confusion in V8
  • CVE-2025-8011:Type Confusion in V8

 深刻度の評価は、いずれも「High」。そのほかにも、「Edge」のサイドペインで「Microsoft 365 Copilot Business Chat」を利用している場合に、ワークタブを要約したり、ワークタブに関する質問を行う機能が追加されているとのこと。この機能を使用するには「Microsoft 365 Copilot」ライセンスが必要で、IT管理者はポリシーで機能をON/OFFできる。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。