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Meta、新AIモデル「Muse Spark」を発表 ~戦略を転換した“小さく速いのに、なかなか賢いクローズドモデル”
9カ月かけて再構築、「Gemini 3.1 Deep Think」「GPT 5.4 Pro」に対抗可能
2026年4月14日 11:02
米Metaは4月8日(現地時間)、AIモデル「Muse Spark」を発表した。同社が2025年に設立したAI研究組織「Meta Superintelligence Labs」(MSL)による、初めての成果だ。
同社はこれまでオープンウェイトモデルの「Llama」を展開してきたが、「Muse」ファミリーでは一転、クローズドウェイトのプロプライエタリモデルとなった。その初のモデルとなる「Muse Spark」は、この9カ月の間にAIスタックを再構築した成果が凝縮されている。
「Muse Spark」はツール使用、視覚的な思考連鎖(Visual Chain of Thought)、マルチエージェントオーケストレーションをネイティブでサポートするマルチモーダル推論モデルだ。各種ベンチマークでは「Opus 4.6」「Gemini 3.1 Pro」「GPT 5.4」などに若干劣るものの、いくつかのテストではそれらをしのぐ性能を見せている。比較的小さいモデルであることを考えれば、良好な性能といえるだろう(より大きなモデルは現在開発中)。
効率性にも優れており、前モデルの「Llama 4 Maverick」に比べ、1桁以上少ない計算量で同じ能力に到達できるという。
加えて、複数のエージェントを並行して思考させる熟考モード(Contemplating Mode)を備えており、これならば「Gemini 3.1 Deep Think」「GPT 5.4 Pro」といった最新鋭の推論モードと十分太刀打ちできる性能を叩きだす。
「Muse Spark」は現在、「meta.ai」および「Meta AI」アプリ(iOS/Android)で利用可能。また、一部のユーザーを対象にプライベートAPIプレビューを開放するとしている。






















