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JetBrains、「Kotlin Notebook」を終了してオープンソース化、今後をコミュニティに託す

AIツールの普及で需要に変化? 「IntelliJ IDEA」への同梱もv2026.2で終了

「Kotlin Notebook」はオープンソース化され、コミュニティ開発へ移行する

 蘭JetBrainsは6月29日(現地時間)、「Kotlin Notebook」の開発・保守を終了すると発表した。「IntelliJ IDEA 2026.2」を最後に製品としての提供を打ち切る。

 「Kotlin Notebook」は、2023年7月に発表されたJava系言語のアプリ開発者向け対話型実行環境。「Jupyter Notebook」のように、コードとその実行結果、可視化やテキストを1つのノートブックにまとめられる。単体の統合開発環境(IDE)プラグインとして提供されていたが、2025年4月リリースの「IntelliJ IDEA 2025.1」からはビルトインもされている。

 こうしたノートブックタイプの対話型ツールは、サンプルコードを探したり、プロトタイプを構築したりといった用途に用いられてきたが、AIツールの登場で需要が大きく変化しているようだ。同社によると、「Kotlin Notebook」の普及は期待された水準に届いておらず、他のプロジェクトへ人員を振り向ける決断に至ったという。

 移行のタイムラインは以下の通り。

  • v2026.1以前:「Kotlin Notebook」は「IntelliJ IDEA」に同梱されたまま
  • v2026.2:同梱を解除。JetBrainsによる新機能の開発も終了する。プラグインはマーケットプレイスから引き続き入手できる
  • v2026.3以降:v2026.3以降に対応するプラグインの公開は終了(引き続き利用できる可能性はあるが、動作は保証されない)

 なお、「Kotlin Notebook」のソースコードは「Apache License 2.0」ライセンス下で「GitHub」に公開されるとのこと。移行にあたっては、同社も「Kotlin Jupyter」カーネルのメンテナンスをベストエフォートで継続するとしている。また、データ処理ライブラリー「Kotlin DataFrame」は「Kotlin Notebook」の終了後も利用できるとのこと。