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AIコーディングツール「Cursor」にiOSアプリが登場 ~エージェントを遠隔操作、通知も受け取れる

有料プラン向けのパブリックベータ

「Cursor for iOS」が公開

 米Anysphereは6月29日(現地時間)、「Cursor」のiOSアプリを発表した。有料プランのユーザーを対象としたパブリックベータという扱いで、現在「App Store」から無償でダウンロード可能。

 「Cursor」は、AI開発を中心に据えたコードエディター。「Visual Studio Code」をベースとしており、その操作性と拡張性を維持しつつ、コーディングエージェントをはじめとするAI機能を深く統合しており、2023年の登場以来、AIネイティブな統合開発環境(IDE)の先駆け的存在として広く普及している。先日、Elon Musk氏率いるSpaceXによって買収されたことでも話題になった。

 iOS版「Cursor」アプリを利用すれば、常時稼働するエージェントをスマートフォンからクラウドで起動したり、PCで動いているローカルエージェントを遠隔操作したりすることが可能。リポジトリを選んでエージェントを起動する手順はデスクトップ版と同様で、好みのフロンティアAIモデルを選択できるほか、音声入力でアイデアを口頭で伝えたり、スラッシュコマンドで方向性を指示したりすることもできる。

 さらに、iOSの「ライブアクティビティ」にも対応しており、ロック画面でタスクの進捗をチェックすることも可能。エージェントが作業を終えたときや、入力を必要としているとき、レビューの準備ができたときなどにはプッシュ通知が届く。作業が完了したら、生成された成果物の確認や差分(diff)の検査、追加指示、さらにはプルリクエスト(PR)のマージまで、アプリから直接行える。

エージェントの状況はロック画面でも確認できる

 ただし、ローカルエージェントとの接続を維持するには、PCをスリープしないように設定する必要がある。「Cursor」はエージェントタスクをローカルとクラウドの双方向で引き継げるので、その機能を活用するのもよいだろう。同社は将来的に、ローカルとクラウドの体験を区別できないレベルまで統合するとしているので期待したい。また、リポジトリと紐づかないチャット機能も追加する予定だという。

 なお、iOSアプリのパブリックベータ公開にあわせ、モバイルアプリでの「Composer 2.5」の実行が75%OFFになるキャンペーンが実施中だ。7月5日までの期間限定となっているので、興味のあるユーザーは試してみてほしい。

ソフトウェア情報

「Cursor」iOS版
【著作権者】
Anysphere, Inc.
【対応OS】
iOS 26.0以降、visionOS 26.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト(アプリ内課金あり)
【バージョン】
1.1.0(26/07/02)